



お客様から届いた荷物の宛先が・・・(笑)
36歳の時、福岡市東区の路地裏でSilvetはスタートしました。
倉庫街だから生活感がなく、まるで着色されたモノクロームの街。
しかも24時間陽が当たらないという(笑)
家賃が安いから、半グレ事務所やデリ●ル待機所やニイハオ軍団多数。
建物の管理費横領で係争中というカオス物件でした(笑)
それから、いろいろいろ超いろいろあって
10/1でさりげなく14年が経ちました。
なんとも中途半端な数字ですが、こんな自分が14年持つとは。
革ジャンを作るという事以外の業務は全くダメ人間だという揺るぎない自覚(笑)
それでもやってこれたのは、お客様や仲間達、取引業者様、お嬢とパンタンナー(超優秀)
にケツを叩き続けてもらえたからに他なりません。
とはいえ、俺MY統計上「感謝」やら「絆」などを全面に押し出して来る奴は、ほぼ胡散臭いので皆さん気を付けて!
お客様、取引先各位
回りくどい話多数の口下手接客や、長い納期に付き合ってくださり感謝です。
今後も皆様との絆を大切にお嬢共々頑張っていきます。

そして最近のお仕事紹介です。
その福岡の路地裏から埼玉に移転してきてからお付き合いしていただいているお客様の
ムートン襟ボア製作とフィッテイング。
3年ぶりに帰ってきた、
素上げ馬ジャンのカッコよさったりゃありゃしねえ。
作り手はモノを見れば、どんな風に着られているのかわかります。
だから尚更嬉しくなって頼まれてもいないのに(笑)深夜のオイルアップ。
いい酒飲ましていただきました。ありがとうございました。


年に一度のCHAPS製作月間。
これぞ、ウチにしかできない仕事の一つでもあります。
18歳からのトライ&エラー(失恋含む)を経てたどり着いてます。
このパテッドの盛り上がりには自称パテッドマニアの粋(スィ)が結集されております。
吊るしだと、っぽいモノしかできねぇよと断言しましょう!
などとアピールしてみたところで沢山オーダー来ると困るので(笑)
ここらで割愛させていただきます。
コレは細々とやっていきたいのです(笑)
北陸のY様、某油冷乗り様、バン●ンズの大将と皆様ありがとうございました!



お客様がネットで購入したという有名ブランドの革ジャンを持ち込まれたのですが、
◎▲◇Й÷$Δ・ΦΓ、、、、だとの事で、、、、、、書けない。
ちゃんと作ってくれ!と。
そしてちゃんと作りましたよ。
バダラッシの黒とコニャック(色名)で製作しました。
今後が楽しみな一着です。
いつもありがとうございます。



岡山に生息するリアル革ジャンの伝道師様(NOTモヒカン刈り)
のご紹介でいらっしゃったお客様。
小柄ながらも超マッチョの逆三角体型。
ウチはその体型得意やん、素敵やん。
若くして初めてのフルオーダーでバダラッシを使うという
もう今後革ジャンはいらないさ仕様。
若くしてたどり着いてしまったね!
裏地は真っ赤なコットンレーヨン(情熱オプション)
寒くなって、また暖かくなる頃また会いましょう!
職人同士膝突き合わせてさ!

「もしもしぃ~福島のヨシダといいますぅ~ 革ジャン作りたいんですけどぉ~」
やったぁー!久しぶり東北のお客様だ~と喜んで来店準備に精を出しておりましたとさ。
私は今まで関わった東北の人が総じて大好きなのである!
バイクの音が聞こえたので外に出てみると、
よ~く見慣れた真っ黒のGPZ900R・・・・・・・・!
おいおいアンタは佐賀のヨシダさんやろうもん!(笑)
昔からよ~く知ってる、とにかくよ~く走る、走り過ぎるおぢさんである。
実際に福島から走って来たのだからと、
本人はシテヤッタリみたいだったけど、大人になったらソレは、ダメゼッタイ!
なんでもかつての私への不義理を詫びに来たそうで、
私自身そんなこともありましたねぇ~程度のどぅぉーでもいい笑い話なのに、
相変わらず真っすぐすぎる男(ややウザめ)やないかい!
とこっそり目頭厚くなりましたよ。
来年3月ころ仕返しに行きますから、待っててくださいコノヤロー!
そしてニンジャには懐かしいステッカー(知る人ぞ知る美奈子ワークス様製作)が!
おい、弟よ元気か?
【お知らせいろいろ】
年末にかけて、HAIKAI-BAGを数個作る予定です!
仕様はWALDESファスナーにオイルをたっぷり含んだスペシャルなクロム革、
金具類は真鍮で縫製糸はゴールド系、裏地はワインレッドです。
そして(MADE IN ORE!)
生産数が少ないので気になる方は直接ご連絡ください、写真送ります。
WALDESなのでちょいと価格UPしてますが何卒ご了承くださいませ。
¥50,000+TAX(送料サービス)
【今後の出張予定】
2026年3月西日本方面(埼玉→四国→鳥栖間)
昨冬からスタートしたオリジナルエンジニアブーツ「JJD75」
たくさんのオーダーをいただき誠にありがとうございました。
SIZEサンプルを発送し通販対応させていただいた1名様を除き、
全てのお客様の足形を測るところから始まりました。
私同様に様々なブーツで苦労されてきた方が多い事も印象的でした。
そして見事にほぼすべてのオーダーが既存のお客様という知名度無きウチらしさ(笑)
だが、それでいい。
革ジャン同様、良いと信じるモノづくりを地道に地味に継続するのみでございます。
その他、ピンストライプのタグが目立ちすぎやんか
というご意見も少なくはなかったので
タグ云々ではなく品質で見ていただきたいという想いから
この度、刻印を製作しました。
幅40㎜程度のSilvet Leather garments二段ロゴです。
今後は刻印orピンストタグ選択できます。
昨年受注分の納品が全て終わりましたので今回はJJD75のまとめ的に
変わり種のブーツたちの一部を紹介していきます。

こちらがスタンダード仕様のサンプルたち。

バダラッシのカスターニョ(ダークブラウン)に合わせライナーのカラーも変更


バダラッシのオルテンシア(ターコイズブルーとグリーンの中間)
に合わせてライナー、ウェルト等の色変更 オルテンシアは最終的にネイビーに変化していきます。
ナローシャフト(細い)
個人的にナローシャフト用靴ベラ開発しましたので連絡しますね!


バダラッシの黒に赤ステッチ&赤ライナー、ナローシャフト
多分一番人気の仕様だと思います。
ナローはやっぱり美しい。

クロムなめしの国産ラフアウト
私にとって恐ろしき大先輩のブーツですが
ブーツが恐ろしくオシャレでギャップに萌えております。
左右非対称SIZEで製作
ラフアウト各色揃えていますのでお問い合わせください!

バダラッシ黒のクレープソール仕様
出会ったころからず~っとこの仕様だったじゃないかというお客様というか盟友。
JJD75でこの仕様だと歩きやすさは異常なんだろうと思います。

キ●ガイ3もとい・・・「ムラサキズ」結成
バダラッシのプルーニャ(ムラサキ)をチョイスした三人の男は、
北海道、埼玉、名古屋に住む1975年生まれ、
同じような音楽に触れて、
同じようなバイクの乗り方をしてきたのも偶然ではないはず(笑)

ソールがダブルミッドだったり、ハーフスリップだったり、ウェルトの張り出しを最大値にしたりと、
よく見たら各々の個性が出ているのですが、
ムラサキであることに変わりはないのです(笑)
そして先月千葉より新たな加入者が、生まれを聞くと1975!
なんか面白くなってきました!
「ムラサキズ」募集中!生まれた年は問いません(笑)
こうなったら残り
宮城、東京、神奈川、大阪、兵庫、広島、福岡在住のお客様いかがでしょうか!
12球団制覇といきましょう!
ちなみにプルーニャ(ムラサキ)は最終的に赤茶系ボルドーに変化していきます。

この2足が初期ロット製品
履き始めて7カ月経過
スタートの時点で双方革質の違いはあるものの、
体型、歩き方、性癖?でこうも変わるのか!
というくらい違う形になっていました。
俺の方がかっこいいやないですか~
いや俺のやろうもんOGA●A化(笑)しとるし!
いやいや俺の全力で走れますし!
という掛け合いも楽しく、クツ幼馴染がいて良かったです。
発注して、三か月から半年にかけて、少量ずつSilvetに届くのですが、
検品と称して、お客さまのブーツ眺め、
うっとりしつつも希望者には初期防水の為、
(注1)ラナパー塗り込んだりしていると、
お客様の顔と秋田の製靴工場のおっちゃんおばちゃんお兄さん達の顔も浮かんでくるんですよ、
自分で作るという経験しかないのでこれは新鮮な感覚でした。
(注1)バダラッシの皮革には動物系オイル(馬油、ニーツフット等)はダメ絶対!
せっかくのアタリと艶、テカリが台無しになります。
植物性オイル(レザークリスタル、ラナパー)を推奨しています。
●2025夏、革ジャン職人の西日本ドサ回りという名の里帰りwithミケ
埼玉~九州間でSilvet製品に興味乗る方はお問い合わせください。
現在、福岡近郊8/2(土)空きあります 3(日)一件ぐらいなら
エンジニアブーツ「JJD75」も各サイズ積んでますのでこの機会に是非!!
まずは、お知らせから
●2025夏、革ジャン職人の西日本ドサ回りという名の里帰りwithミケ
埼玉~九州間でSilvet製品に興味乗る方はお問い合わせください。
現在、福岡近郊8/2(土)空きあります 3(日)一件ぐらいなら
新作エンジニアブーツ「JJD75」も各サイズ積んでますのでこの機会に是非!!
さていつものBLOGといきましょう。
「上手くやる」
「上手にこなす」
というのがいつの時代も我が人生の課題でした。
諸先輩方はいつもヒヤヒヤされていたことでしょう(お詫)
その危うさこそ魅力だ!と感じたトガリ時代
回りはたまったもんじゃない(笑)
歳を重ね、経験と共に自信が増すと怒りの総量は減ってくるのですが、
それでも上手くやれないことの一つが社交辞令というもの。
「お疲れっした~ 今度飲みに行きましょうよ!」
という定番の別れ際の挨拶が、まだ言えない(苦笑)
飲みに行こうと口にしたのなら飲みに行くのである。
というか必ず行ってきた。
だから飲みたい程の関係性を求めていなければ、私は、やっぱり言えないのである。
なんてことを、ふと考えた納品日の夜。
同い年の無口で無愛想な料理人と革ジャン職人。
会話の空白にワクワクするぜ!
誤解なきよう、
誘われると嬉しんですよ。
そんな今度飲みに行く凄腕和食板前さんの一着です。
ゆとり量多め設定で作らせていただきました。
新しくなったオリジナルステアハイド(茶芯)を使用。
ZIPは定番のオールドアメリカンですが胸ポケは何故かWALDES
さて、いつにしますか!



※ワッペンはお客様持ち込み
2回も採寸したZI-Rの若者
2回も型紙引いたぜ、食いしん坊の若者
もう大丈夫だよね?という事で製作したのですが・・・・
冬までにダイエット頑張るのだ。
それでダメならなんとかしちゃる(笑)
岡山県から兄貴分が運転する後部座席のないハイエース(DX)
クーラーBOXに座ってやって来たところとかが超ジワるのよ。
ZOOEYで革はバダラッシで胸ポケット無しで裏地は赤で後はお任せっす!
という事だったので若者が今後20年は着続けられるようにと各部仕様を考えて作らせてもらいました。
朝一納品、お連れ様の採寸、私の納品に連行、
夜はスペシャルゲストをお迎えしての限界トーク等々、
素敵な丸一日(仕事止まったやんけ・笑)をありがとうございました!



栃木‐レザー→ホースハイド→バダラッシと三着目のオーダーを頂いていたお客様。
本来はホースハイドでの製作でしたが、品質、厚みともに全く芳しくない時期が続いている為、
バダラッシへの変更を了承して頂きました。
バダラッシのカスターニョ(ダークブラウン)を使用
意外とウチでは初となるオールWALDESファスナーで製作
180センチ70キロ弱のモデル体型のお客様
どんなデザインになろうが絶対に美しくなります。
しかし既製品では、あっちこっち不具合がでる体型でもあります。
大都会から颯爽とZで走って来て
サックと帰っていく後ろ姿も美しい。
そして鏡に映る、やつれた革ジャン職人。
世の中不公平だよなと思う。
だが、これでいい(笑)
お待たせして申し訳ございませんでした。



ダムの底が好きとです。
お客様の中にはダムカードを収集されている方もいらっしゃいますが、
ダム自体より干上がったダムの底に異常な執着がありまして、
しかし渇水問題もありますので多くは語りませんが、
是非、ダム底好きの方はお話ししましょう(口下手)
今年は梅雨が無かったですよね。
という事は、ダムの貯水量が、
いや、、、
梅雨がないと毎年一着二着作らせてもらっている
パンチングの納品時期を見誤るわけです(焦)
見事に見誤りましたよ、申し訳ございませんでした。
1.8㎜厚のステアハイド(ソフト)をパンチング加工して製作しています。
Silvetでパンチングを作る場合は、強度と耐久性を担保できるこの革のみに限定させていただいております。
脊椎&胸部パッド装備。
サラリーマン職人時代から、福岡路地裏時代、埼玉に翔んでからも変わることなく
気にかけてくださる「足向けて寝れナイズ」のおひとり。
また顔出させていただきます。
ありがとうございました。


出張に出るという事は、それまでに納めないといけない仕事が山のようにあるのです。
うどん(牧の)ラーメン ちゃんぽん 地鶏 もつ を楽しみに
死ぬ気again!!
いつものように
突然の電話で今から行っていい?
今までの関係性がありきですが、そんな人は好き。
ずっとハレモノ職人に触れ続けてくれた奇特な雑誌編集者さん
Silvetとしても創業から節目節目で大変お世話になっており、
今回VIBES4月号にJJD75を紹介していただきました。
私も某誌の復活を願う一人ですが、
その暁にはちゃんと恩返しできるよう頑張ります。
いつもありがとうございます。

そんなJJD75という名のブーツですが
履き続けていると、履きやすくなりすぎまくってSIZEサンプルとしては成立しなくなるので、
やむなく履き控えしていた私のJJD75(26.5)
久しぶりに履いてみたら
やっぱり来たね!この「ただいま。あぁお帰り感」
インソール無しでこの感覚は凄いんですよ。
そーいえば、
私が育った縫製工場の若手職人は全員ブーツでミシンを踏んでいました。
熟練職人さんたちは皆スリッパや素足でペタペタ踏みます。
それはまるでリズムを奏でているかのようでした。
「ブーツでミシンを使いこなせれば、裸足でも行けるんだよ!逆は無理だろ。」
と、得意げに語っていた私は、イカレたロマンティスト。
尖ってますね(笑)
なんだかんだで6年前まで何不自由なくエンジニアブーツでミシン踏んでましたよ。
尖りまくってましたね(笑)

今はスニーカーです!
もうすぐ6歳を迎える愛犬が私を丸くしてくれたのだと感謝しています。
恥ずかしながらも人に話すような事ではないのですが、
新しい人に会う前夜にブーツを磨いておくこと。
スーツを着る仕事に縁がなかった私のささやかなルール。
敬愛するロケンローラーの影響をもろに受けていますwww
初めてご来店のお客様に磨いたブーツで接客し、
お客様が帰られ、即ミシンに向かう。
しばらくして、
あ、ブーツ履いてたわ!
何が言いたかったというと。
忘れるくらい履きやすくて・・・。
今までの皆様のエンジニアブーツの感覚を覆す履き心地を体感してもらいたいのです。
知識と経験をもとに計測採寸し、適切な皮革を使って、優秀な足型と工場で作れば、
ブーツを馴染ませるために血を流し我慢する必要はありません。
電話やメールでのオーダーも受けていますが、
闘ってきた貴方の足は、できるだけ私に測らせてください!
今回刻印を製作したので、
オーダーの際、現行のピンストライプ革タグか刻印モデルかを選択できます。
3月末、また西日本方面出張します!
出張という名の帰省なんですが(笑)
現時点では大阪、たつの市、福岡しか予定はないのでBOOTS&JACKETフィッテイング等の
ご相談どしどし承っております。


さて最近のお仕事は、これまた濃いお客様だらけ。
ありがたい限りです。
いつもお世話になっております渋マッチョなお客様。
実はマッチョな型紙が得意だったりするんですが、
作っている側からしてもマッチョパターンがドハマりした時の達成感は凄まじいモノがあります。
言葉数少なめのお客様と
さらに言葉数少ない職人(ダメやん・笑)
中年男性が二人でニヤニヤしている光景は黙々と縫製するお嬢にはどう映っているのだろうか。
三着目で初めて襟がつきまして、
襟を立てて着たいというご要望に合わせ、立てた時に美しく見えるように製作しました。

かつて作らせて頂いた、
ホースハイドKILLER-JOeの育成具合も見せて頂きありがとうございました!


九州人が関東で心を奪われる食べ物は少ないのですが、
静岡おでんが大好きでして。
この出汁にうどん入れたら絶対うまいやろ!と、入れてみましたが、
ソレはそーでもなかったという(笑)
そんな静岡よりいつもご来店下さるお客様のZOOEYフルオーダー
バダラッシを使い製作しました。
メンテナンスに使うオイルさえ間違えなければバダラッシ(黒)の育成は上手くいきます。
また育ち具合を見せてください!



猛者来たる。
私の目にはそう映りました。
やべーお客さん来たな~
革の事も革ジャンの事もわかってるし、最高じゃないかこの人!(こころの声)
アンタがどこで修行して何を作ってきたかは知っている。
それを踏まえてこの喧嘩買えんのか?おい!(こころの声)
とは言われてませんけど(笑)
そう受け取った訳です。
バダラッシの2㎜厚という革ジャンに使うには極厚。
そして極力漉くな(薄く削るな)というリクエスト。
初対面ですが私のツボを心得てらっしゃる。
ヴィンテージの革ジャンがベースデザインとなりますが、
革の厚みゆえ、各部縫製仕様やデザインは強度優先で変更させていただきました。
極厚なのでメイドインオレになるのですが、
作りながらニヤニヤ止まらず、無茶苦茶楽しかったです!
ヒリヒリする楽しい仕事をありがとうございました。

★HAIKAI-BAG ¥45,000(税込み¥49,500)
オリジナルステアハイド(クロム鞣し)赤×黒
一個だけ在庫あります!
ベルトはお客様の体型に合わせて作ります。
即納ですがベルト製作の為1週間程お時間頂きます。
ぼちぼち春ですね
時期的に革製品にはそろそろ最後の油を入れましょう。
仕事を断ったらテロ攻撃に遭うという(笑)
ある意味通り魔ですやん!
氏名お住まいご職業は伏せますが、
来店予約の電話をいただき、
今年の7/7昼過ぎにご来店予定でしたが、
事前、事後の連絡はなくブッチされました。
地域の七夕関連の行事すっ飛ばして準備したのに・・・
時間泥棒ダメゼッタイ!
しかしそれはこちらの都合なのでまぁいいとする。
滅多にある事じゃないので、
そのような方には、
こちらから後追いで電話する事はなく、ご縁がなかったと思うようにして、
記憶から消し去るのですが、、、
12/28
再び、耳を疑いましたが、
「革ジャンを作りたいので来店したい。できれば年内で!」
ちょっと怖くなったんで途中から通話を録音しましたよ(笑)
出来るだけ言葉を選び、
前回ドタキャンのいきさつを説明し、
・・・ですのでお受けできないのですと超丁寧をこころがけ。
1㎜も悪いとは思ってないけど、
立場上すいませんと言って電話を切るのですが、
あぁ虚無感。
断り方というかトーク下手なんで、
いつか起こるだろうと思っていたけど、
いよいよウチにも来ました無慈悲なネットテロ初体験。
でもなぜか、いちいち面白いのでネタにしないと!!

Q&A風でお送りします。
マッシュマンズのOEMを受けるようになって栃木レザー万歳だった所を掌返しでイタリアトスカーナ最高となって、芯がブレている 。
今でも栃木レザーはリクエストがあれば使っています。
そもそもお金を出すのはお客様なので、常にもっと良い革はないかとアンテナを張りめぐらせ
タンナーさんや問屋さんを徘徊し様々な提案をしています。
もともとお客様に全くメリットの無い、売り手だけが有利になるそんな「芯」もしくは拘りとかいりません。
今現在の最高の素材を使ってモノづくりすることが一番喜ばれることであり、それを進化と呼ぶのです。
革ジャン職人としても日本最古の老舗※※※でレギュラー職人に技術が届かずに解雇されており、
ちなみに当時の俺が補欠だったのならばレギュラーは、いったい何人いんのよwww
それじゃ工場回らんぞ。
さらに気安く社名を出すな(笑)
俺はその社名をブログで書くのに10年かかったんだよ(涙)
※※※これ以上迷惑かけれないので社名は伏せさせていただきます。
中途半端な技術で今までなんとか生き残って来た様子。
こと技術に関しては他人様が評価するものなんで言及しませんが、
未だに目指すところには届いてないのは事実です、すいません。
だがしかし
ケツ持ちも知名度も無くペラも回らない自分が14年間生き残ってるのは、、、
運だけではないんだぜぇ!
正直に言って見た事も聞いた事も無い革ジャン屋。
仰る通り!実は、だ・か・ら生き残れるんですよ~。
っていうか二回も電話して予約取りましたやん。
ツンデレかっ!
それなのにナッパCBは1デシ180円程度、それを3枚程度使うだけで20万円を超える価格設定は相当に利益分が乗っていると思われます。
おっ!よくご存じで。
バダラッシが¥180/dsで買える時代もありました・・・
ちょっと業界をかじっているのであれば分かると思うんですけどぉ
それを3枚も!使ってフル(SIZE)オーダーの20万は超超超絶良心的な価格なんですが(笑)
ここは褒められてるっぽいなぁ・・・あざす!!
作ってる側は革の匂いに酔ってる様子で顧客対応が出来ていない。自分にだけ甘い職人で顧客を大切にしないショップです。
なんで知ってんすか!
俺が夜な夜な革を見ながら晩酌していることを!!
もっと自分に厳しく効率化したり、革の用尺をコストカットできれば良いのですが、
品質下げたくないじゃないすか。そこが甘いんですかね。
ご指摘ありがとうございます。
ただこれだけは言っておく、
ウチはショップではなく工場だ!
俺たちは販売員ではなく職人なんだよ。
正直に言って見た事も聞いた事も無い革ジャン屋。高額な買い物故に大手で買う方が後々リユース価格も安心ですね。無名メーカーは値段も付きません。
二度いうという事は(笑)
ちょっと待ってくださいよ~!(ひな壇芸人さん風)
残クレじゃないねんから~!(ガチンコラーメン道風)
それは、おっしゃる通りです!
そもそも流行り廃りのブランド志向の方はウチなんかには来ませんよ。
右へならえ!しないからこそウチの【顧客】は皆様モノの本質が見えているんだよ。
おわりzzzz
とまぁ、こんな異次元の書き込みがあった年の瀬の12/29
その日は、ちょうどそれぞれ滋賀と山梨からお客様が納品の為、駆けつけてくれていました。
寒さも厳しく、人も車も多い混み合う年の瀬ですから、
完成したら送りますよ!って散々言ってるのに。
新幹線の座席確保や、年の瀬の溢れかえる人の波、高速道路の大渋滞も大変でしょうよ。
でもそんなことは最後まで一言も口に出しやしないお二方。
揃いも揃って出来立ての革ジャンを着てニヤ付きながら帰っていく。
それが男ってもんやろがい!
多くを語らずともそれがお客様と俺個人が築いてきた信頼関係なんだよ。
20代前半に中古バイク雑誌の編集、営業をしていました。
大分県内を定番ルートでバイク屋さんを数珠つなぎで広告営業していくわけです。
すると行く先々で、CB400SFに乗った青年とカチ合うではないですか。
お客さん優先で待ちぼうけ喰らうので、社長さんに聞くと、
持ち込みタイヤ交換工賃、車検代、オイル交換代etcを聞いて回っているとのこと
(ネットが普及していない時代)
「あんな奴が一番損してるんだよ」
社長がポツリとつぶやく。
そして最終的にはパーツ量販店に居場所を見つけたようでした。
後にパーツ量販店で見かけたので
CB400SFの彼に問いかけてみると、
それぞれ一番安いとこで買って何が悪いんすか!とキレられた。
皆まで言いませんが
私は若いうちにその違和感に気づけたのはラッキーでした。
商売なので損や得はあるでしょう。
しかし、損得を超えた信頼関係を構築できる【顧客】様と取引先に恵まれているからこそ、
Silvetを立ち上げて13年生き残っているわけです。
ウチをよく知る人からすれば論ずるに値しないオモシロ書き込みから始まりましたが、
今一度Silvetとしての取り組み方を多くの方に周知していただくいい機会だと思いましたので引用しました。
今年も皆様ありがとうございました。
来年も変わらぬご愛顧を承れるよう精一杯頑張ります。
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